子供のいやいや期なぜ起こる?いつからいつまで続く?どう対応したらいい?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、いつも頑張っている女性に、たまには「ふわっと」肩の力を抜いてほしいをコンセプトに女性のためのためになる情報をお届けしています「ふわりー」編集部です。

今回のテーマは、子供の成長過程で、必ずと言っていいほど訪れる「いやいや期」。これっていつまで続くの?」「どうやって対応すればいいの?」と不安なお母さんのために、元幼稚園教諭の大隅先生が「いやいや期の対応」について、お答えくださいました!



いやいや期とは?いつからいつまで続く?

大隅千明
子どものイヤイヤ期は、ママにとって手ごわいもの!年齢的には2歳~3歳になる前までに多く見られる子どもの姿な為、イヤイヤ期の子どもは、〝魔の2歳児〟と言われることもありますね。

いやいや期はなぜ起こる?

「いやいや期」は、子どもの成長に欠かせないもの。

知能が発達して、「やりたい気持ちはあるんだけど身体能力はまだそこまで発達しきれてないから、うまく身体がついてこない。」

大人でも「もーー頭では分かってるんだけど、できないーー(;_;)」ってことありませんか?

まさにそれです。大人であれば、〝今までの経験があるから、次はこうしてみようかな?誰かに聞いてみようかな?〟などと、対策がねれますが、生まれて間もない彼らには、それができませんから、どうしていいかわからず

「もーーやだ!全部イヤ!(◎_◎;)」ってなってしまってるわけです。

子どもも必死にもがいてるのです。

あとは、自我が芽生え始め、意思がはっきりとしていく時でもあります。

今までは、ママと同じことをやってみたり、素直に聞いてくれてたことも、やっと自分というものが出始めて、反抗し始めます。

だから、イヤイヤ期は、立派な成長の証!おめでとう!なんです。

2歳のいやいや期 どう対応したらいい?


大隅千明
イヤ!と言われた時の対処法をお伝えします。

遊びのイヤイヤ時

あまり、子どもの感情を真摯に受け止めなくても大丈夫です。ただ、気持ちを受け入れてあげること。

「そっか。◯◯したかったんだね」と。

まだ遊びたい!と言ったら、「うん分かった!じゃ時計の針がここになったら、おしまいね!」と目で見て分かる表現で時間を区切って、ちゃんと本人がうん!といって納得できる約束をしてあげられると良いですね!

服を着るのイヤイヤ!

場所を変えたり、違うことを提案して気をそらし、気分が乗っている時にこっそり、「今パパッと服着替えちゃお!」と服を着るように促す!

この時は〝さりげなく手早くがポイント!〟

彼らの気分が良いうちにパパッと行いましょう!

食事のイヤ!


食事も一緒です。ママの料理が嫌なわけでも、ママに食べさせて欲しいわけでも何でもないのですが、ただ、嫌!嫌って言ってたい!

「もーーそんなの勘弁してよ…」って思われるかもしれないのですが、そうなんです。

彼らにはあまり理由がないから、正面から向き合おうとすると、ママがしんどくなって精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。

なので、イヤイヤが始まったら、「はーい!また始まったねーイヤイヤ君!◯◯も今成長してる途中なんだね!」って、イヤイヤを右から左へ受け流すんです。

でも、気持ちは受け止める。今、食べなくても、後から食べても良いですよ。手で食べたいなら手で食べてOK!


いつもしていることであっても、「今日は、もうやめちゃおっか!」と例外を作るのも一つの手です。

いつもはできているからと言って、無理矢理させようとするのは、逆効果!すんなりと引き下がる勇気が大切です。

彼らも、小さいながらに必死にもがいてるのです。

そして、イヤイヤ期は数年も長く続く訳ではありません。20年間の間のたったの数年!これは成長の過程で通る道。

大人の階段を一つ登り始めました。だから、イヤイヤ期が来たら喜んでくださいね!

気持ちを受け入れてもらえたら、このイヤイヤが夢だったかのように、ちゃんと自立していきますよ。

大丈夫!今のママの頑張って対応してくれている姿!不器用であっても絶対伝わってますから!

イヤイヤ期にどう対応すればいいのか?ママからの相談にお答えします!

大隅千明
実際に、お子様のいやいや期をどう対応すればいいのか?とお悩みのママからのご相談にお答えしますね。

ママからの相談①いやいや期 どう対応したらいい?

ママのペンネーム:ベビーマイロ
お子様の性別&年齢:2歳 男の子

ベビーマイロ
一歳半あたりから少しずつイヤイヤが始まり、2歳になった今そのイヤイヤが酷くなってきました。ご飯もトイレもお着替えも何もかも嫌。

遊んでても気に入らないことがあると癇癪を起こして物を投げるというこの時期なら仕方のないことなのですが、毎日毎日続くとこちらの神経も削られて、イライラしている自分がいます。

今はまだ自制できていますが、そのうち手を上げてしまうのではないかという不安があります。四月から保育園に通い始めたのですが、お友達に物を投げたり叩いたりしていないか心配でたまりません。

まだ2歳だからと周りは言うけれど、2歳だと言って聞かせてもわからないものなのでしょうか。

幸い外で癇癪を起こして泣きわめくと言うのはまだありませんが、他の子からおもちゃを取り上げてしまったり、貸してあげることができなかったりと小さな意地悪が見えてきました。私が気にしすぎなのかもしれませんが、最近も悩みは子供のイヤイヤと自分のイライラです。



大隅千明先生からのアドバイス
ベビーマイロさん初めまして!お悩み相談ありがとうございます!

内容を見させていただきましたが、お子様は、今イヤイヤ期真っ最中ですね!

記事にも書かせていただきましたが、イヤイヤ真っ最中の子どもに真正面から向き合おうと思うと、ベビーマイロさんの方がまいってしまいます。ですので、まずは三つのことを覚えておいてください。

①成長の階段をようやく一つ登り始めたということ。
②お子様自身も、葛藤し、もがいているということ。
③ただ、気持ちを受け入れ、
ご自身の中にある「ご飯を食べさせなければならない。」「トイレに連れていかなければならない」などの「〇〇しなければ」を無くし、臨機応変に対応すること。

この時期を通り越せば、食事も着替えも、遊びもきちんとできるようになります(^^♪

ベビーマイロさんの息抜きも兼ねながら、今はただ、気持ちを受けいれ、目の前のことを淡々とこなし、その時期が来るのを静かに待ちましょう。

お出掛けをする際にも、大勢の前でイヤイヤが起きてしまったら、人が少ないところに行ったり、子どもを臨機応変に対応できる遊び場を選ぶのも大切ですね!

お子様よりも今はベビーマイロさんの自分の声をよく聞いてあげてください。

〝私は今どうしたい?〟って。

息抜きもしながら、イヤイヤ期にうまく付き合えると良いですね^ ^ 応援しています^_^

ママからの相談②いやいや期 どう対応したらいい?

《相談者のママ》
ママのペンネーム:ぴろママ
お子様の性別&年齢:2歳 男の子(双子)
男の子二人ですが、自分では気をつけていても、長男と次男とで、接し方が違ってしまうことがあります。

長男にはお兄ちゃんらしさを求めてしまい、弟には少し甘くなってしまいます。やはり長男にとっては良い気分はしないと思うのですが、どうしても我慢してもらう場面が増えてしまいます。このような兄弟による、接し方の違いが及ぼす影響を知りたいです。



大隅千明先生からのアドバイス
ご相談内容読ませていただきました。

ぴろママさんは、双子の男の子のママということで、生まれたタイミングはあまり変わらないかもしれませんが、〝お兄ちゃんにはお兄ちゃんらしさを求めてしまい、弟くんには甘くなってしまう。

兄弟による接し方の違いが及ぼす影響について、お伝えしていきたいと思います。

私が受け持った生徒はじめ、関わってきた生徒、私自身の経験も踏まえ、第一子の関わり方については、やはりお母様自身も〝しっかり育てなければ!〟と強い想いから『お兄ちゃんなんだから。』などと、『〇〇しなければ』と管理してしまうような言動をしてしまいがちで、因果関係は分かりませんが、子ども自身も慎重なタイプであることが多いように思います。

一方、第二子から下の子の育児となると、子育ての経験が積み重なることで、お母様自身に余裕が見られるので、その余裕が、子どもの関わりにも現れ、わりと子どもも伸び伸びとしたタイプが多いように思います。

環境や個々の性格にもよるとは思いますが、あくまで傾向としてですが、そういった傾向が多く見られるのは、やはり、お母様自身の余裕や声かけや言動が少なからず影響しているような気がしています。

心理学の分野でも、幼児期に受けた言葉は、子どもの脳裏に残りやすく、人格形成において大きな影響が出ることが発表されてきています。

私もたくさん双子の兄弟を見てきましたが、一卵性の双子で、顔はソックリであっても性格は別物であるということが分かりました。なので支援の仕方はそれぞれ個々に合った方法で、変えてました。

また、第一子なんだけどマイペースで自由でお兄ちゃんぽくない(笑)子どももいれば、第二子なのにリーダーシップを発揮する第二子もいれば、性格はさまざまです。

なので、お兄ちゃんだからお兄ちゃんらしさが育みたいという気持ちは、とーーってもよく分かりますが、お兄ちゃんとしての素質を育てたいということであれば、

まずは、お兄ちゃん本人を満たしてあげる

それがないまま、口先ばかりでしつけようとしても、お兄ちゃんとしての自覚を持たせることや弟のことを可愛がってあげることは難しいです。

自分に置き換えてみましょう。

ぴろママさんに「後輩の指導ちゃんとしてくださいよ!先輩らしくね!」と毎日のように厳しく指導してくるが、後輩には甘い上司がいるとしましょう。

ぴろママさんは、その後輩に優しくできるでしょうか?

できるかもしれません。表面上は。

でも、本心は、〝なんで私ばっかり厳しいの?

後輩には甘いのに!もーー!(◎_◎;)私何かした?後輩になんて優しくしてやるもんかーーー〟

って反発したい気持ちになりませんか?(笑)

反対に、

「ぴろママさん、いつも後輩たちの指導や面倒見てくれてありがとうございます!ぴろママさんのおかげで、後輩たちイキイキ働いていますよ!」

と毎日上司が認めてくれたとします。

どうでしょう?

〝もっと頑張ろっかな!〟っていう気持ちになりませんか?

過剰に褒める必要はありません。

でも、認めてあげる必要はあります。


自分の心が満たされてないのに、他の人に優しくできたとしても、本心ではどこかポッカリ穴が開いてしまう。

お兄ちゃんに厳しくて、弟くんだけに甘いとなると、お兄ちゃん本人は、〝なんで僕だけ厳しいの?〟

それが積み重なれば、お兄ちゃんという責任を逃れようとする言動をとりはじめます。

お兄ちゃんという役割を放棄し始めてしまうのです。お兄ちゃんだからという理由は子どもには理解できません。

身体の大きさが違ったり、見た目の変化がわかれば、子どもも多少は、納得できるかと思いますが、双子ということで、身体の大きさも一緒だから、なおさら。

理由がわからぬまま厳しくされた子どもは、〝僕は悪い子〟と、無意識に自己否定をはじめます。

だから、もし、叱らないといけないときは、共感してあげてください。

『◯◯だったんだね。』と。

その後、質問してあげるのです。

『なぜ◯◯してしまったの?』

本人なりの理由が必ずあるはずです。

言えない時は、「何が嫌だった?」と答えを引き出してあげても良いと思います。

そして、どうしたら良かったかか、聞いてみてください。

『どうしたら良かったと思う?』

なかなか初めは答えられないかもしれませんので、助言してあげると良いです。

そういったことで、気持ちは認められた上で、自分で解決できる力が育まれます。そして、問いを投げることによって、考える癖ができるようになってきます。

ケンカなど一見、大変だと思われる物事。実は、問題解決能力を育む良いチャンスなのです!

さらに、何か問題が起きた時に『ダメでしょ!』と簡単に片付けてしまうのは、勿体無い!


この問題に対して、どう解決していくべきか、小さな頃から自分で考える=問題解決能力を養う機会に変えてみて欲しいのです。

そうすることで、自分だけじゃなく、他の友達にもしてあげられるようになりますよ。


弟くんだけに甘いということでは、それだけで、弟くんの心は満たされてます。

ですから、弟くんに対しては、〝お兄ちゃんをたてる〟

『お兄ちゃんさすがだね!』
『お兄ちゃんだから準備速いなー!』

など、お兄ちゃんのいる前で、お兄ちゃんのしたことを褒めてあげると、弟くんは、『お兄ちゃんは凄い人』『お兄ちゃんのようになりたい』という憧れを持つようになり、お兄ちゃん本人は、『お兄ちゃんとしてママが認めてくれてる!弟にもしっかりしなきゃな!』と自発的に頑張れるようになります。

第一子は責任感が強いので、『?してあげたい』という気持ちが強いため、その意欲をうまく掻き立て問題解決能力を育て、第二子は、自由で気ままな甘え上手。憧れを持たせるとエネルギーが倍増するかもしれません。

お兄ちゃんの存在を意識させながらも、お兄ちゃんを憧れの存在にさせると、将来、世渡り上手な先輩や上司などに可愛いがられるタイプへと成長することでしょう。

兄弟って素敵ですよね!大人になったとき、どうせなら、お互いのことを大切に思える存在にしておきたいですよね。

れは、人のベースを作る幼児期のちょっとした接し方が大切になってくるのではないかと思います。できるところから、ぜひ始めてみてください!

※ふわりー編集部では、2~6歳(就学前)のお子様をお持ちのママ100人に育児に関するお悩みをお聞きしました。その中から、順にお悩みと元幼稚園教諭の大隅千明先生からアドバイスをいただいています。ママのお名前はニックネームで公開しています。

幼稚園教諭として12年間働き、子どもにとって1番の環境であるママや先生の支援がしたいと独立。
絆フェスティバル♥イベントや、脳科学、心理学、コーチングを組み合わせた、育児個人コーチング、保育園、放課後デーサービスなどのマネジメントをしています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。